1879年にチャールズ・ジョーンズ氏とその義理の兄弟ジェームズ・クロケット氏によって創業された、歴史あるクロケット＆ジョーンズ社。
世界中で最も多く木型の種類を持つ靴メーカーとして、靴作りのデザインバリエーションや素材選びでは、大変優れたノウハウを持ち併せています。
そして、一足作るのに約8週間を要するグッドイヤーウエルト方式の採用や、防水性を持たせたベルトショーン製法など、熟練した職人のみが成せる伝統的な手作業の製法が受け継がれています。

数あるコレクションの中で、最も知名度・人気があると言っても良いオードリー。ハンドグレードコレクションの名に負ける事のない確かな物作りで、2002年のリリースから今もなお支持を集め続けている名作です。
C&Jパリ店のビスポーク職人の声を反映し完成された通称パリラスト(337)を使用し、セミスクエアのトゥシルエットの美しさに加え、コバの張り出しを抑えた職人技を感じさせる作りなど、随所にC&Jだからこそ成せる匠の技が感じられます。
メインコレクションと大きく違う点はアッパー・インソール・アウトソール。アッパーには、通常のカーフレザーよりさらに半年程若いカーフレザーを採用し、よりソフトでフィット感を楽しめるよう設計されています。また、インソールも、通常ハーフソック仕様ですがフルソックに変更されており、足裏全体を優しく包み込んでくれます。
アウトソールはおよそ一年かけて生産されると言われる、樫を用いて丁寧に鞣されたオークバークを使用。時間をかけて生産する事により、一般的なレザーソールより密度が高く、丈夫で摩耗・水気にも強くなっています。また、出し縫いを伏せたチャネル仕上げや、半カラス仕上げを採用するなど、アッパー同様ソールにもこだわりを詰め込んでいます。
最高品質の素材を贅沢に使用し、見た目・フィット感にもこだわったラストと相まって一目見るだけでクオリティの高さが伺えるオードリー。もちろん修理も可能となっており、一生物のパートナーといっても過言ではないC&J長年の歴史・経験から生まれた最高の一足です。
※プレス撮影の為、ソールに擦れがある場合がございます。予めご了承下さいますようお願い致します。

• LAST : 337
• COLOR : BLACK
• SIZE : 6.5 , 7 , 7.5 , 8.0 , 8.5 , 9 , 9.5